皆さんの気になる性病の症状や対処法など!参考にしてね。
性器クラミジア感染症 l HIV感染症/エイズ l 膣トリコモナス症 l 淋菌感染症 l 非クラミジア性非淋菌性尿道炎(子宮頸管炎) l 性器カンジダ症 l 梅毒 l 性器ヘルペス l 軟性下疳 l 尖形コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)
日本における感染者数は100万人に達しており、現在の日本において感染者数が一番多いSTD(性感染症)です。女性の20-24歳で16人に1人、15-19歳で21人に1人が感染しているとの報告があります。 女性では80%、男性では50%に感染症状が現れないので、知らないうちに感染し、知らないうちにパートナーに感染させることもあります。(1回のセックスでの感染率が50%と非常に高い)これについては知らない人が多いかもしれませんが、 クラミジアに感染していると、エイズウイルスの感染率が3〜5倍も高まります。感染源としては、セックス、アナルセックス、フェラチオなどにより感染します。フェラチオによる、口からの感染が増加しています。出産時の母子感染もあります。
【どんな症状がでるの?】
子宮頸管 (子宮入口の管)へ感染し、子宮頸管炎をおこします。その後、腹腔内に進入し、骨盤内で様々な症状が出ます。
【主な症状】:おりものの増加・不正出血・下腹部の痛み・性交時の痛み
感染したまま放っておくと卵管炎をおこし、 子宮外妊娠や不妊症の原因にもなります。さらに上腹部へ感染が広がると肝周囲炎を引きおこします。 ただし、女性の感染者の80%は症状が出ないと言われています。
オーラルセックスなどにより咽頭(のど)のクラミジア感染が増加しています。女性が男性に対してフェラチオした場合、(1)男性の性器から女性の咽頭に感染する可能性と(2)女性の咽頭から男性の性器に感染する可能性があり、咽頭炎などをおこします。慢性の扁桃腺炎になることもあります。
【主な症状】:のどの腫れ・のどの痛み・発熱など
ただしクラミジア感染の場合、症状が出ない場合が多いようです。また、性器クラミジアに感染している女性の10〜20%は咽頭からもクラミジアが検出されたとの報告もあります。 性器感染に比べ、治療に時間がかかるといわれています。
【予防法は?】
クラミジア感染症の予防にはコンドームの使用が有効です。
オーラルセックスでの感染に注意して下さい。 【どんな病気?】
HIV(通称エイズウイルス)に感染し、免疫力が低下して発症する病気をエイズといいます。 治療法は近年めざましく進歩しており、完全なウイルスの排除はまだできないものの、エイズの発症をおさえる薬は開発されています。 早期発見、早期治療がとても大切です。エイズでの死亡率は低下してきているものの、感染者数は増加の一途をたどっています。 現在は、男女間の性行為による感染、特に若年層の感染が確実に増えてきています。性行為による感染を防ぐには、コンドームの使用が一番です。 注射器の共用は絶対に避けて下さい。クラミジアなど、他のSTDに感染しているとHIVウイルスの感染率は3〜5倍増加します。 HIVじゃないから大丈夫という考えはとても危険です。
【どんな症状がでるの?】
感染した日から
【感染初期 感染後、2〜4週間】:発熱、のどの痛み、だるさ、筋肉痛、といったインフルエンザのような症状が出る場合があります。 それらの症状は数週間でなくなり、次の無症候期へ移行します。しかし、症状の全く出ない場合もあります。
【無症候期 感染後、約5〜10年程度】:個人差があり、無治療の場合全く症状の出ない期間が、約5〜10年程度続きます。 治療をしないで放置した場合、HIVはリンパ組織で複製されて増加し、 免疫力が少しずつ低下していきます。
【エイズ発症期】:免疫力が更に低下して、エイズの発症が近づくと、 しつこい下痢やひどい寝汗、理由のない急激な体重減少などがおきます。 免疫力がほとんどなくなっているために、健康な人では問題にならない種類のカビ、原虫、細菌、ウイルスなどによる 日和見(ひよりみ)感染症 や悪性腫瘍、神経障害など、様々な症状を引き起こします。 この様々な症状を総称して、エイズ(後天性免疫不全症候群)といいます。
【予防法は?】
感染予防にはコンドームの使用が有効です。 【どんな病気?】
女性の性感染疾患者の1.8%が膣トリコモナス症です。 若年層での感染者が増加し、ピンポン感染(カップルの間で、お互いにうつし、うつされをくり返すこと)にも注意が必要です。 肉眼で見分けることができない原虫(ゾウリムシのようなもの)が性器内に入り込み炎症をおこします。性行為による感染が主ですが、下着、タオル、便器、浴槽での感染の可能性があります。 よって、性交経験のない女性や幼児にも感染することがあります。
【どんな症状がでるの?】
女性の場合は、膣だけでなく、子宮頸管(子宮入口の管)、 膀胱、尿道へも感染します。
【主な症状】:あわ状の悪臭の強いおりものの増加・外陰部や膣の強いかゆみや痛み
治療せずに放っておくと炎症が卵管まですすみ、不妊症や早産、流産をまねく可能性もあります。 ただし、症状のない感染者が20〜50%とも言われています。
【予防法は?】
膣トリコモナス症の予防にはコンドームの使用が有効です。 【どんな病気?】
25-29歳の男性では250人に1人が、年に1回自覚症状のある感染をしている、との報告があります。 淋菌感染症はクラミジアとの同時感染が20〜30%と高く、女性の場合は無症状が多いため、知らないうちにパートナーへ感染させることもあります。 治療せずにほっておくと、男性は無精子症、女性では不妊症や子宮外妊娠の原因となります セックス、アナルセックス、フェラチオなどにより感染します。 風俗女性のフェラチオによる、口からの感染が増加しています。 出産時の母子感染もあります。
【どんな症状がでるの?】
女性の場合は、子宮頸管(子宮入口の管)へ感染し、子宮頸管炎をおこします。その後、腹腔内に進入し、骨盤内で様々な症状が出ます。 尿道炎を併発することも少なくありません。
【主な症状】:おりもの・発熱・下腹部の痛み
感染したまま放っておくと卵管炎や骨盤腹膜炎をおこし、子宮外妊娠や不妊症の原因にもなります。 ただし、女性の感染者の多くは症状が出ないと言われています。
【主な症状】:のどの腫れ、痛み・発熱 など
ただし淋菌感染の場合、症状が出ない場合が多いようです。 また、性器において淋菌に感染している男女の30%は咽頭から淋菌が検出されたとの報告もあります。 性器感染に比べ、治療に時間がかかるといわれています。
【予防法は?】
淋菌感染症の予防にはコンドームの使用が有効です。
オーラルセックスでの感染に注意して下さい。 【どんな病気?】
女性の性感染疾患者の1.8%が膣トリコモナス症です。 若年層での感染者が増加し、ピンポン感染(カップルの間で、お互いにうつし、うつされをくり返すこと)にも注意が必要です。 肉眼で見分けることができない原虫(ゾウリムシのようなもの)が性器内に入り込み炎症をおこします。性行為による感染が主ですが、下着、タオル、便器、浴槽での感染の可能性があります。 よって、性交経験のない女性や幼児にも感染することがあります。
【どんな症状がでるの?】
女性の場合は、子宮頸管(子宮入口の管)へ感染し、子宮頸管炎(非クラミジア性非淋菌性)をおこします。
【主な症状】:おりものの増加
クラミジアと同じく症状が軽く、自覚症状がない場合も多いです。感染しても無症状の場合があります。 女性は、クラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダなどの特定の病原菌以外により、膣に炎症がおこる場合があります。(細菌性膣症参照) オーラルセックスなどにより咽頭(のど)の感染の可能性も推測されていますが、まだ不明な点も多いとされています。
【予防法は?】
感染予防にはコンドームの使用が有効と考えられています。
オーラルセックスでの感染に注意してください。 成人女性の約10%、妊婦の約30%にカンジダ菌の膣内感染が認められたとの報告があります。 ただ、カンジダ菌の検出だけでは性器カンジダ症とは言えません。 また、男性に症状が出ることは少ないと言われています。性行為による感染もありますが、 もともと人が体内(膣内、腸管など)に持っていることが多い菌で、何らかのきっかけ(体調を崩すなど)によって、さまざまな症状を引き起こします。 カンジダ属の真菌(カビの一種)によっておこります。 性行為による感染とは限らず もともと体内にある菌が原因で症状が出る「自己感染」もあります。 出産時の「産道感染」もあります。
【どんな症状がでるの?】
女性の場合は、膣と外陰部に同時に症状が現れることが多く、 外陰膣カンジダ症といわれます。
【主な症状】:外陰部や膣のかゆみ・ヨーグルト状のおりものの増加
・性器の炎症(灼熱感、痛み)・性交痛・排尿障害
風邪、疲労、ストレスなどで免疫力が低下したり、ステロイド剤、抗生物質の乱用や妊娠などで症状が出ることがあります。 少数ですが、再発を繰り返す場合もあります。もともとカンジダ菌は口腔内に存在するとも言われています。 乳幼児や老年者では免疫力の低下などにより、口腔カンジダ症やカンジダ性口内炎を起こすことがあります。
【予防法は?】
性行為による感染の予防にはコンドームが有用ですが、性行為による感染率は低いので、性器カンジダ症全体の予防としての有用性は低いと言えます。
【免疫力の低下につながる要因を取り除きましょう】
薬剤の使用(ステロイド外用剤の濫用、抗生物質など) 糖尿病、肥満、免疫不全、不潔、多汗 など 【どんな病気?】
治療薬ペニシリンが発見されるまでは、不治の病として恐れられていました。 今は早期治療すれば完治します。現在では感染者数は減少し、全性感染症感染者数の1%以下といわれています。 平成14年の感染者数報告では575例です。感染すると症状が、3週間後、3ヶ月後、3年後と変わっていきます。 主にセックス、アナルセックス、フェラチオなどにより感染します。 皮ふや粘膜の小さな傷から病原菌が侵入し、血液中に入って全身に広がります。 先天梅毒といわれる母子感染は、胎児に感染する前に治療が行われることにより、現在では感染するケースはほとんどありません。
【どんな症状がでるの?】
【感染した日】:皮ふや粘膜の小さな傷から病原菌が侵入して感染し、血液中に入って全身に広がります。 男性女性ともに症状は同じで、症状は4期に分かれます。 症状が出ていなくても検査をすると陽性になる、無症状梅毒は治療が必要な場合と必要のない場合があります。咽頭(のど)へは、オーラルセックスで感染する可能性があります。
【第1期梅毒 感染して約3週間後】:感染したところ(性器、口、肛門、手指など)の皮ふや粘膜に、しこり(軟骨の硬さ程度、小豆から人差し指の先位までの大きさ)ができます。その後、しこりの中心部が硬く盛り上がります。 痛みのないリンパ節のはれ、太ももの付け根の部分がはれます。
これらの症状は、放置しておくと2〜3週間で消えます。
【第2期梅毒 感染して約3ヶ月後】:※病原菌が血液に入り、全身に広がります。
ピンク色の円形のあざ体の中心線にあたる部分を中心に顔や手足にできます。 小豆からえんどう豆くらいの大きさの赤茶色の盛り上がったブツブツ・脱毛症状
これらの症状は、3ヶ月から3年続き、自然に消えます。その後しばらく、無症状が続きます。
【第3期梅毒 感染して約3年以上経過】:※現在ではほとんど見られません。
皮下組織にできる大きめのしこりが出来ます。 結節性梅毒疹やゴム腫などといわれます。
【第4期梅毒 末期症状】:※現在ではほとんど見られません。
心臓、血管、神経、目などに重い障害が出ます。
【予防法は?】
コンドームの効果はありますが確実性は低くなります。 コンドームをしていても、性器以外の感染箇所との接触により感染する可能性があります。 【どんな病気?】
クラミジア感染症や淋菌感染症につづいて感染者数の多いSTDです。 性器、口、口唇周囲、肛門などから感染します。 感染しても自覚症状の出ないケースは約70%あると言われています。 自覚症状のない感染者は約25万人存在し、コマーシャルセックスワーカー(性産業従事者)においては、抗体保有率が80%に達するとの報告もあります。 神経節に潜伏し、過労・ストレス・セックスなどの刺激で、再び症状が出ることもあります。 母体への初感染時期によって、母子感染の可能性が高くなります。 新生児がヘルペスを発症すると20〜30%が死亡するといわれ、お産のときにヘルペスができている場合は、帝王切開による分娩がすすめられています。
【どんな症状がでるの?】
【初めての感染で症状が出た場合】:大陰唇や小陰唇から、 膣前庭部や会陰部にかけて水疱や潰瘍ができると同時に、太もものリンパ節の腫れや痛みがみられます。 子宮頸管や膀胱にまで感染が広がることもあります。 発熱を伴い、強い痛みで排尿が困難になることもあります。
【感染したときは症状がなく、その後初めて症状が出た場合】:初感染の場合よりも症状は軽いことが多く、治るまでの期間も短くなります。
【再発】:過労・セックス・ストレスなどの刺激で再発することが多く、性器または臀部や大腿部に水疱や潰瘍ができます。 再発する前に、外陰部の違和感や大腿部周辺に神経痛のような痛みなどの前兆が見られることもあります。 初感染の場合よりも症状は軽いことが多く、治るまでの期間も短くなります。
オーラルセックスやキスで口に感染する場合があります。
皮下組織にできる大きめのしこりが出来ます。 結節性梅毒疹やゴム腫などといわれます。
【予防法は?】
コンドームの使用がすすめられていますが、クンニリングス、リミング、キスなどで感染するので、コンドームの使用だけでは完全な予防はできません。 【どんな病気?】
軟性下疳菌(細菌)による性感染症です。 男女ともに、性器に豆粒くらいのコブができ、すぐにつぶれて痛みの強い潰瘍になります。 日本では感染頻度の低い性感染症ですが、東南アジアなどから感染して帰ってくる人が多いです。 アメリカでは感染者が増加しており、軟性下疳の患者にHIV感染者が多いとの報告もあります。 日本では梅毒と混合感染している場合もあります。 セックス、アナルセックス、フェラチオなどにより感染すると考えられています。 症状の出ている箇所に接触することで感染が広がります。
【どんな症状がでるの?】
女性は外陰部などに症状が出ます。
【主な症状】:3段階で症状が現れます。
1:豆粒くらいのやわらかいコブができる。
2:コブがつぶれて潰瘍になり、さわると強い痛みがある。
3:太もも付け根のリンパ節の大きなはれと強い痛み。
口腔への感染の可能性が考えられています。
口の中に、軟性下疳菌による小さな潰瘍ができるといわれています。
【予防法は?】
感染予防にコンドームの使用は有効です。 【どんな病気?】
性器や肛門周辺にニワトリのトサカ(カリフラワー状)もしくは乳頭のようなイボができます。 全性感染症感染者数の5%を占めると言われ、特に女性の感染者が増えてきています。 母子感染の可能性もあり、新生児に産道感染することもあります。 ウイルスを完全に取り除くことは難しく、3ヶ月以内に約25%が再発します。 主にセックス、アナルセックス、フェラチオなどにより感染しますが、皮ふの傷口から感染することもあります。良性の「ヒトパピローマウイルス」が感染源となっています。 最近の研究で悪性の「ヒトパピローマウイルス」と子宮頸がんとの関係が報告されています。
【どんな症状がでるの?】
うすピンク色または茶色のニワトリのトサカ状(カリフラワー状)か乳頭状(おわんを伏せた形)のイボができます。 軽い痛みやかゆみがある場合もありますが、自覚症状はほとんどありません。
【主な症状】:大小陰唇、膣前庭、膣、子宮頸部 など
また、肛門内や肛門周辺、尿道口にできることもあります。 進行するとイボは徐々に大きくなり、数も増えていきます。 治療としては表面のイボを取り除くことしかできず、再発する可能性が高いSTD(性感染症)です。
【HPV(ヒトパピローマウイルス)について】:尖形コンジローマの感染源は、HPV(ヒトパピローマウイルス)といい、良性型と悪性型に分けられます。 尖形コンジローマは良性型HPVが感染源です。
最近、悪性型HPVの感染が若者の間で広がりはじめ、その結果子宮頸がんの発生が増加している、といわれています。 感染者の7〜9割は自然に治りますが、1〜3割はがんへの注意が必要になります。
オーラルセックスにより感染する可能性があります。 悪性型HPVの感染は、口腔がんの発生の可能性につながるといわれています。 尖形コンジローマと似た症状で「フォアダイス」というものもあります。
【予防法は?】
ウイルスは、はがれた皮膚と共に他の部位や他人に感染するので、コンドームの使用だけでは完全な予防はできません。














